このあとどうなる?どうするのがベスト? 投稿者:あき 投稿日:11月27日(月)00時03分35秒
今日51Kオーバーで取り締まられ(スピードガン)て、そんなにだしていません納得いきませんとゴネて、スピードガンは信用できませんという調書に拇印を押して帰ってきました。どうなるんですか?
51kオーバーという事は、1.行政処分(免停など)と2.刑事処分(罰金など)の二方向から罰せられます。行政処分に関しては執行されてしまう可能性が高いですが、刑事処分については不起訴になる可能性も残されています。
まず刑事処分について、この速度超過(51kオーバー)ですと反則処理ではないので、いずれにせよ裁判を受けることになります。ただ、その裁判が略式裁判か正式裁判かの違いがあります。略式裁判はすぐに終わるのですが、そもそも違反者を迅速に(流れ作業で)処理する裁判なので、有罪確定です。(勿論、不起訴なんて事もありません。)一方の正式裁判を希望すると、不起訴になる可能性も残されています。そして起訴されても(正式裁判になっても)、他の刑事事件と同様にしっかり審理させることも可能です。(ただし、残念ながら無罪になることは少ないようですが。)
次に行政処分ですが、一応、行政不服審査法に基づく不服申し立てが出来ますが、こちらの結果は芳しくありません。
どちらにせよ、裁判を前提としたしっかりとした心構えが必要になります。当日の取締り状況や周囲の交通状況、またどの点に納得いかないのか等、メモなどを残しておくのもいいかもしれません。
それと、友人にきいたのですが有罪になった場合、裁判費用をもたなければいけないと言われました。最悪の場合どのくらいの出費を考えなければならないのですか?
参考までに、裁判費用は必ずしもこちら持ちというわけではありません。免除の申請が通れば免除されることもあるようです。
最悪の場合の出費というのは、正直なところ判りません。正式裁判に進み、一審で有罪判決が出たとして、そのあと高等裁判所に控訴して結果の変わらぬ判決に不服、更に上告して最高裁判所までいったら、証人を何人呼ぶのか?、弁護士費用は?等々、未確定要素が多くなるのです。よって、あきさんの裁判にのぞむ姿勢次第です。幾らかかっても納得できないものは納得できないというのであればまた別ですが(それはそれで美しい姿です)、実際に正式裁判になったら、あきさんによほど有利な強い証拠が出ない限り、まず有罪になることが予想されます。その辺を割り切って、「正式裁判になったらすぐに認める」というのであれば、罰金(略式裁判とほぼ同額)が主なもので、他に訴訟費用としてかかる要素は見当たりません。とは言え、「正式裁判になったら認めリャいいや!」では、検察官に「起訴すればすぐに落ちるな」と思われてしまうのが関の山なので(その前に言いくるめられ、略式に応じてしまうかも?)裁判を前提としたしっかりとした心構えが必要になるのです。増してや、今回の違反取締りは、最初から刑事手続きに相当しているのですから(反則行為に当たらない)、余程の準備・心構えをしておかないと、起訴されてびびってしまう事も。
(納得できない点を第三者に説明できますでしょうか?)
12月の頭に51キロオーバーでごねてサインせず帰ってきた時こちらのサイトでも相談させて頂い者ですが、5ヵ月たった今になって出頭の通知が来たのですが、はっきりはもう覚えてません。ちょっと遅すぎると思んですけど。どーなんですか?
>あきさん
遅すぎますね。しかし、来たのですから対処していきましょう。「当日の取締り状況や周囲の交通状況、またどの点に納得いかないのか等のメモ」はとっていないのでしょうか?覚えていないはちょっと辛い言い訳かな?犯罪の容疑者なんですから、軽く考えてると対処の仕様がなくなります。