その雄叫びに気付いてか、婦警さん2人とレッカー業者が私の方を見た。「あなたが運転者ですか?」「はい。」すると何を言うまでも無くレッカー業者は、マイマシンに取り付けられた移動の為のパーツ(あれ、なんていうの?)を取り外し出した。”取りあえずレッカー移動はされずにすんだ。”私はそう思うのと同時に、現場近辺を見渡してみると、先ほど私が”こんな安全なところ”と思ったのは無理からぬことであると気付いた。ここは、幹線道路から入った一方通行道路で道幅は十分に広く、またほぼ直線の道路なので見通しも良い。そして道路の両側にはガードで守られた歩道があり、歩行者の安全は確保されている。こんな迷惑度の低い駐車違反を取締まるなんて、納得できないぞぉ。