これを郵送してもらった時は、さすがにうれしかった。
今や記念品というより宝物であります。(変な奴?)
これにより、
罰金は払わなくてよい事となります。
(そもそも裁判が開かれてないのだから、罰金刑も受けていない。
これ、すなわち
前科も付かないっていう事ね。)

ちなみに、車雑誌Optionに掲載されてる記事の統計を取って
調べたのですが、速度超過の罰金最高額はどうやら当時10万円で、
私もそれに該当していたようです。

(尚、使用している書類はプライバシー保護のため、
個人情報は編集・削除してあります。)

行政処分(免許取消し)の撤回をしてもらおうと、
すぐに、これを持って免許センターに行ったのですが、
何種類かある不起訴処分の中でも、
起訴猶予という、
何やら「起訴はできるがしない」という弱い不起訴(?)なので、
これでは免許は返せないとの事でした。

まったく〜。起訴しなけりゃ不起訴じゃないのかい!?
行政不服審査請求も60日を大きく過ぎていたので、
出来ずでした。
(もっとも、不服審査請求なんて知らなかったのだが。)

ここまで来るともうやぶれかぶれ、
「検察の不起訴が妥当では無いと思うから、
検察審査会法による審査を請求したいのだが、どこでするのか。」
との旨伝えると、
「良く判らないが、不起訴は本人にとって利益になるもの
とされているから、自分からは出来ないんじゃないかな。」
って言われてしまいました。
ふと我に帰り、せっかく勝ち取った不起訴をお流れにしてしまうのも
切ないなぁ〜なんて弱気になってしまい、
免取りもあと半年の辛抱だなんて自分をなぐさめて、
泣き寝入りすることにしてしまいました。

後日談として、数日後免許センターから連絡が入り、
免許を返す旨言ってきました。
私は、そりゃもう大喜びですぐに行ってみると、
「すみません、他の人とのまちがいでした。」だって。
私が取消し処分書をもらった時ぐらい落ち込んだのは
言うまでもありませんが、一方でその責任を明確にしようとして、
「それでは、私がどのような用件で本日ここにきて、
何もせずに帰っていくかを、文書で書いて下さい。」
と伝えました。すると、
「それは、勘弁して下さい。私には、妻も子供もいるんです。」
って言われてしまったので(本当です
!)、
”まぁ、人間ミスは誰でも犯すか”と情けが入り、
そのまま免許センターを後にしたのでした。

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